パーマカルチャーで始める環境再生ガーデニング:屋久島の2haでの実践

環境再生ガーデニングのプロが、パーマカルチャーを軸に紹介する屋久島での実践

先週の台風が過ぎた翌朝のこと。空がからっと晴れ上がったので、長靴履いて2haの土地をひと回りしてきた。

娘ちゃんは「お母さん、見て!」と大はしゃぎで、雨でぐるぐる回っている土を指さして笑った。雨が降り続く屋久島の気候は、ときに農業をやりやすくしてくれる。土地が肥えてきて、水はけもいいから、台風の被害もそれほどなかった。

2haの土地は、まだまだ荒れた部分が多い。でも、一緒に歩き回ると、シーズンごとに新しいものが見えてくる。春は初々しい緑、夏は豊かな実、秋は紅葉、冬は木々のしなり。季節の移り変わりを感じることができる、この土地での生活が、私たちをパーマカルチャーに近づけてくれる。雨の多さに困ることもあるけど、土地が豊かになるのは、そのおかげだと思う。

娘は「ママ、ここは何の木?」と聞いてきた。私も植物の名前に自信がないので、「一緒に調べてみようね」と答えた。娘と一緒に自然の中を歩くことは、私たちにとって大きな楽しみのひとつだ。息子も、最近歩き回り始めて、畑の中の植物を触ったり、土を掘ったりしている。自然の中で育つ子供たちを見て、私も自分の役割を再確認することができる。

パーマカルチャーと環境再生ガーデニングの出会い

私がパーマカルチャーに出会ったのは、英国にガーデニング留学していた頃。現地で学んだ「自然と共に生きる」考え方が、私の農業観を変えた。帰ってきてから、屋久島の2haの土地でその知識を活かし、毎日が新しい発見の連続だ。

息子も最近、畑に興味を持ち始めた。昨日、コンポストを作る際に「手伝って〜」と言ったら、楽しそうに土を触る。その様子を見ながら、私はパーマカルチャーの考え方を更に深めたいと思った。土作りは環境再生の基礎であり、子どもたちにその大切さを教えていきたい。

娘はすでに、植物の名前を覚えたり、病気になった植物をケアしたりしている。私も彼女と一緒に、環境再生ガーデニングの樂しさを毎日感じている。パーマカルチャーを学ぶ前は、自然に即した農についてあまり知らなかったが、今は自然と人とのつながりを大切に思っている。

今プロジェクトでは、日本の独自の気候を考慮して、在来の植物を活かした環境再生を普及啓蒙することを目指している。

パーマカルチャーの考え方を取り入れることで、雨が多くて土壌が不安定なこの地でも、豊かな生態系を作り上げることができる。子どもたちは、私の環境再生の旅のパートナーであり、毎日新しい発見と楽しさを共有できる存在だ。

経営と子育てと農業のバランス

正直しんどかったというか、会社経営しながら2haの土地を再生しながら子育てをするのは、毎日が大変です。

出張から帰ってきたら畑が草だらけになってて、もう無理かもと思ったこともある。でも、娘と一緒に草むしりをしたりして、自然の中で子供たちと一緒に過ごす時間が、パーマカルチャーという観点からも大切かな、と。

「森をつくる」その考え方が、子育てにも農業にも通底しているように思う。急いではいけない。草だらけの畑を見て、途方に暮れることもあるけど、娘ちゃんが「ママ、手伝う!」って言ってくれたら、なんかやる気出てくるし、そんな娘もあっという間にこんなに育ってる。時間が私たちも、この土地も、会社も、すべてを育ててくれている。

大変なことは多々あれど、引き続き、私は会社経営や子育てを通じて、環境再生の実践を続けていきたい。

あなたも自然と共に生きることの素敵さを感じてみて

先日、娘ちゃんと一緒に畑を見て回ったら、すごく小さなタネが芽吹いていた。

環境再生を手掛ける私も、自然の中で新しい発見をすることはとても楽しい。
パーマカルチャーで大切にしている「自然と生きる」って、やっぱりその瞬間の喜びがあるんだな、と思った。
あなたは自然の中で何をして、どんな気持ちになりますか?

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